木戸幟 Logging...

ガジェットライター木戸幟がデジモノ業界やIT業界の裏に暗躍する陰謀とその痕跡を追うブログです.日々の出来事もメモ代わりに軽めに.フォローお気軽にどうぞ.※この記事はシェアワールド企画タブレットマギウスに関連する創作フィクションであり、実在の人物組織団体とは一切関係ありません

久々に新宿末廣亭

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新宿末廣亭,昼の部を堪能.目当てはお仲入り後のある一席.

夜の部大トリの小遊三師匠までいたかったが,残念ながら都合が合わず...またの機会に.

 

kidball 木戸幟

 

 

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※当記事はシェアワールド企画タブレットマギウスに関連する創作フィクションであり、実在の人物組織団体とは一切関係ありません

 

 

Android wear向け電子書籍,再発見

 以前少々触れたAndroid wearスマートウォッチ向けの電子書籍を再度見つけることができた.サイバーマンデーの最後の収穫だ.

The Knife of MANA
Mea Kalan. XLab.

ロープライス $298.88 
or 新品 $298.88

 プライバシーについて

 

覚えていた通り,中々のお値段だ.

レビューも評価もなく,試し読みもないので中身の想像もできない.

だがこの恐ろしい価格設定に惹かれていることは確かであり...勇気と資源の余っている物好き諸兄の挑戦を待とうかと...

 

...しかし,何故Google PlayではなくわざわざKindleに?

 

kidball 木戸幟

 

 

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フルグラの #amazonDashButton がダッシュで品切れしていた

 

#amazonDashButton ,きっとすぐ無かったことになるであろうと思いネタ購入.だがなんとフルグラボタンが入荷待ちになっている...即ポチしてよかった.

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ボタンを押すと,Wi-Fiでネットワーク内のスマホに接続し,Amazonアプリに登録・設定した商品(3種類くらいのフルグラが選べる)を届けてくれる魔法のボタン.

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付属のひっかけ用フックの他に,本体裏側に両面テープがついている.「商品の横に設置しましょう」だそうだ.ボタン本体のバッテリは交換できず使い捨て.接続~発注動作時のLEDの光り方がちょっとかっこいいけど届くのはフルグラだ.

 

主にカミさんが食うのでこれをプレゼントしようかと思ったが,たぶん失くすか,カバンか戸棚の奥やらで誤作動させるかだな...冷蔵庫の自分しかさわらないポジションに入れておこう.

 

このボタンがいずれ単体で回線を持ち,屋外でポチるとAmazonと連動した出前館から特定のピザが届く魔法のボタンに...それは素直に電話したほうがいいな.

 

 

kidball 木戸幟

 

 

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スマートウォッチ専用電子書籍...?

これを普段使いしている.主にランニング用の心拍計と,ぶらり歩きから引き返す時のナビ用だ.今のところおなじみの爆弾の気配はない.

 

以前Kindle Storeで見かけたAndroid Ware端末専用の電子書籍(アプリストアではなく何故かKindleストアにあった)をふと思い出し,試しに入れてみようと思ったが,配信終了してしまったのか見失ってしまった.

価格が$300近くしたので買うのを躊躇しているうちにこのザマだ.ブックマークもし損ねていて,長いタイトルも失念している.著者は確かGoogle X LABの研究者だった.

 

アプリでなく書籍,しかもスマートウォッチ専用の書籍という奇妙なカテゴリ分けをされていて,見た時にすぐ手に入れておけばよかったと後悔もしたが,その時にはその時の懐事情があるので仕方ない.

 

ご存じの方,どなたか情報下さい.

ツイッターを始めたのでそちらなどでお気軽に.

 

kidball 木戸幟

 

 

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イングレス・ドローンがエージェントを狙う?

拡張現実オンラインゲーム ingress は,コアな人気を誇る某ラジオ番組で取り上げられたのをきっかけに,国内にもいっとき爆発的なブームを巻き起こした.

Ingress - Wikipedia

 

今でこそポケモンGOへの民族大移動が済んだ気配はあるが,未だ多くのエージェントと呼ばれるプレイヤーたちが,あの緑と青の終わりなき冷戦に興じているようだ.

円熟化してきたゲーム環境の中でエージェントたちが実しやかに噂しているのが,イングレス・ドローンの存在だ.

 

簡単に説明すると,ingressとは,実際の地図上に存在するオブジェクトをめぐって陣取りを続けるゲームだ,寺社仏閣や公共施設,モニュメントなどが拠点「ポータル」としてゲーム中に存在し,占領したポータル同士をつなぎ合わせて陣地を獲得する.

敵軍にポータルが奪い返されれば陣地は無効となり,味方軍の勢力は減少する.常に自分たちのポータルを守り,また敵軍の「ポータル」を奪うことで勢力を強め,一定期間の間に敵より勝る勢力を手にすることが勝利条件となる.

(このゲームで登録されているポータルの多くが,現在ポケモンGOで「ポケストップ」として流用されている)

 

「こいつやってるな」という感覚は今のポケモンGOブームの中でもわかりやすく感じることだが,ingress最盛期もまた「人気のない特定の場所でスマホをいじっている姿をよく見かける人」がいれば,その大体がエージェントだった.

得てして先方も自分をそう認識していることは百も承知だ.言葉こそかわさないが,連帯感にも似た奇妙な感覚を,きっと先方も共有していたことだろう.

そして,出来得る限り不審者オーラを出さぬよう,そそくさとポータルを攻略し,陣地を確保し,早々にその場を立ち去るのだ.

matome.naver.jp

 

自宅周辺でプレイしていると,そうした「拡張現実内の顔見知り」も増えてくる.だが,私やその顔見知りたちは,ある時期何度か奇妙な出来事に遭遇していた.

 この「ポータル」を占領するための攻撃は,実際に「ポータル」とされた位置に近づかなければできない.数十メートルほどの射程距離が設定されているのだ.

そして、この攻防に少しばかり慣れれば,

「自分以外に誰か攻撃に加わっているエージェントが近くにいる」

「ポータルのダメージを回復して守っている敵エージェントが近くにいる」

ことを,リアルタイムで感じ取れるようになる.

夜の公園のど真ん中でスマホの画面に夢中な立ちんぼがいたと思ったら,自分と同じポータル攻撃中の味方だったなどということがよく起きる.「拡張現実内の顔見知り」はそうして増えていく.

逆にポータルを守りながら,ダメージの減り方から,敵エージェントが実際にいる位置を割り出すことすら可能になる.

 

だが,私や「~顔見知り」が何度か遭遇したのは,「明らかに誰もいない場所からの攻撃」だ.

 

仕事の行き帰りに必ず通るそこで,いつものようにポータルハックをしようとしたその時,ちょうど画面上で,私が占有していたポータルが攻撃を受けていた.とある川の欄干を飾る銅像だ.

だがそのポータルの耐久値の減り方から方角と距離を推察するに,川のど真ん中からの攻撃行動を仕掛けているとしか思えなかったのだ.冬場の夜,九時ごろだったか.

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草ぼうぼうの川べりのほうへ目を走らせた時,私は確かに見た.

青いLEDをちかちかさせた黒い大型のドローンが,川の上空数メートルあたりをふわふわと浮いていたのだ.

 

すぐさま写真を撮ろうとしたが,残念ながらドローンは西側の森林公園のほうへ去っていき,カメラで捉え損ねてしまった.

だが,近所で活動するエージェントの何人かが,この画面にもあるオープンチャット上で,ポータルを攻撃しているらしいドローンの存在を仄めかしていた.

 

私は少しの間は,ドローンの写真を撮り損ねたことをただ口惜しがっていた.

だが,ふとした時から別の可能性に思い当たり恐ろしくなってきた.

こちらがドローンを撮影しようとしたのと同じように,ドローンもエージェントを撮影しているかもしれないのだ.

 

レゾネーターの供給というポータルの本格的な防衛手段は,攻撃と同じく実際にポータルに近づいて行わなければならない.

だが,ドローンがポータル攻撃を行うことで近辺のエージェントを誘い出し,スマホ片手にのこのこと現れたエージェントを,ゲーム内のデータと照らし合わせて写真を撮影する.この方法で,いくらでもエージェントと実際の個人を紐づけることが可能ではないだろうか.

カメラ搭載ドローンの小型化は進む一方だ.私やエージェントが目撃したのは,おそらく長時間行動可能なバッテリーを搭載しているであろう大型なものだったが,この先いくらでもさらなる省力化,小型化が可能なことは明白だ.

 

では,そのドローンは一体誰の手で操られていたものか.

私の予想では他でもない,ingressという拡張現実を提供しているGoogle自身だ.

 

現在存在する「ポータル」の大半は,エージェントが自ら実際のオブジェクトを撮影し,ゲーム内で位置情報と共にGoogle(正しくはingress開発元のNiantic,Inc.)に申請することで登録されたものだ.

Niantic, Inc. - Wikipedia

Googleは労せずして,今までGoogleMapで捉えきれなかったローカルな情報を手に入れたことになる.

これと同じように,近隣に在住しているエージェントの個人情報を収集していてもおかしくはない.身なりから推測できる年齢層,収入,ITリテラシーレベル等々,キーとなるエージェント名に紐づいた地域住人情報の貴重なサンプルデータを,Googleなら如何様にも活用できるだろう.

 

加えて、先日の記事で少し触れた,ナノ未満サイズCPUの開発と合わせて想像する.

それこそ羽虫のようなサイズのイングレス・ドローンが,ingress内でエサを蒔いてエージェントの個人情報を収集し始めたとしても,もはや我々はよほど注意深く周囲の「顔見知り」を探しでもしなければ,到底気付きようもないだろう.

 

そして今や,それができるのはingressだけに留まらない.

さて,上野公園でミニリュウをエサに,Googleは一体どれだけの個人情報を確保したのだろうか.

 

今,拡張現実の価値は現実を苗床にして,恐るべき速度で成長している.

  

kidball 木戸幟

 

 

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